草津温泉

1.草津温泉の歴史と特徴
2.草津温泉の地形と温泉街
3.草津温泉の泉質と源泉 
4.草津温泉の主力源泉
5.草津温泉の日帰り入浴施設
6.草津温泉のおすすめ共同浴場
7.草津温泉の交通と観光施設
8.草津温泉の楽しみ方
9.厳選良質温泉 「草津館」
10.厳選良質温泉 「草津ナウリゾートホテル」



1.草津温泉の歴史と特徴
草津温泉の歴史は有史以前と古く、開湯伝説としては大和時代の日本武尊や奈良時代
の行基が挙げられる。また、歴史上の記録に残っている最初のものとしては、鎌倉時代
に源頼朝が入湯したとされる。

以後、草津温泉は優れた効能を誇り、日本三名泉(草津・有馬・下呂温泉)のひとつに
数えられるに至った。そして、江戸時代には頗る賑わいをみせ、一般庶民から文化人、
武士まで多くの人々が訪れたという。

 (草津温泉の効能)
神経痛、関節痛、皮膚病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、慢性消化器病など

また、明治初期には草津温泉独特の入浴法「時間湯」が完成し、温泉医学研究のために
草津を訪れたドイツ人医学者ベルツ博士によって、草津温泉の時間湯とその治癒効果が世界に紹介された。この時間湯とは
次のようなものである。

まず、源泉の効能を薄めずに冷ますため、「草津節」などを唄いながら長い木の板でかき混ぜる「湯もみ」をする。そして、頭に
30杯ほど「かけ湯」をしてから、湯長(指導者)の号令により3分間ずつ時間を区切り集団で入浴する方法である。この入浴法
は、人体の細胞を活性化させ 自然治癒力を高める働きがあるといわれている。しかし、47℃前後の高温湯に入るのでとても
厳しく、現在では3ヶ所 (千代の湯・地蔵の湯・テルメ テルメ) でしか実施されていない。

   (写真は、熱(ねつ)の湯で催される「湯もみと踊りショー」)

    湯もみ = 熱いお湯に入る前の準備運動として位置付けられている。
     かけ湯 = 血圧の急激な上昇を防ぐ働きがある。

草津温泉全体の源泉湧出量は、毎分36000L以上で自然湧出の温泉としては日本一を誇る。この豊富な湧出量を利用して
18ヶ所もの無料共同浴場や 6ヶ所の大規模な日帰り入浴施設を備えており、これも日本一の数である。また、草津地方は
湧き水も豊富で、「草津の銘水」としても知られている。




2.草津温泉の地形と温泉街
草津温泉は、群馬県北西部長野県境にそびえる、草津白根山の東麓標高1200mに位置
している。このため、草津より南に位置する軽井沢一帯と同じような高原性の気候で、
森林浴もでき 転地効果は抜群である。

草津温泉の地形は浅い谷状で、西から東へ向かって傾斜しており、その底部を「湯川」
が流れている。湯川の上流には、大小50もの源泉が湧き出している荒涼とした「西の
河原公園」があり、「西の河原露天風呂」や「草津ビジターセンター」などもある。

この湯川は温泉水を含みながら流れ下り、温泉街手前の"西の河原公園入口付近で
1度地下に潜るが、温泉街を過ぎた「大滝乃湯」の手前で再び地上に出る。

草津温泉のシンボルである「湯畑」をはじめとする昔からの源泉は、この湯川沿いに多く
湧出している。また、湯畑一帯もその部分だけが陥没したような地形になっており、湯畑を取り囲むように旅館や みやげ店など
が建ち並んでいる。

このために、草津温泉は非常に坂の多いところとしても知られている。一方、後からできた大きなホテルや日帰り入浴施設・
ペンションなどは温泉街の外側に広がっている。

草津温泉には旅館やホテルなどが130軒以上、みやげ店などは120軒以上もあり、日本の一大リゾート地となっている。
近くには、白根山湯釜や弓池、草津国際スキー場などがあり、南には浅間山や軽井沢がある。

 (写真は、西の河原公園入口付近より地下に潜る湯川)




3.草津温泉の泉質と源泉
草津温泉は、万座温泉とともに草津白根山の火山活動により生まれた 火山性温泉で、
いわば白根山を母体とした兄弟のような関係である。

草津温泉の源泉は、白根山の深い地下でマグマや火山性ガスなどが地下水と反応して
できたもので、長い時間をかけて麓の温泉街まで地下を流れ下る間に様々な温泉成分
を含んで湧き出している。

草津温泉の泉質は硫黄分を含んだ強い酸性泉が主で、1円玉を1週間源泉に入れておく
と溶けてなくなってしまうほどだ。そのために、殺菌力が強く昔から万病に効く温泉といわ
れている。特に、慢性皮膚病や慢性胃腸病によく効くそうだ。

草津温泉の源泉数は大小合わせて100以上あるといわれているが、昭和45年に新しく
「万代鉱源泉」が湧出し、源泉集中管理方式が導入されてからはその数が減り、現在では湧出量の多い6つの源泉 万代鉱・
湯畑・白旗・西の河原・煮川・地蔵源泉=湧出量の多い順)が主力となっている。しかし、昔からある旅館の中で、独自の源泉
を所有し守り続けている貴重なところもある。

これらの源泉は、すべて自然湧出しており、湯畑・白旗・西の河原・地蔵源泉や独自の源泉を所有しているところでは、今でも
自然湧出の様子を直に見ることができる。

この6つの主力源泉のうち、万代鉱源泉を除いたところは昔からあった源泉で、泉質・泉温(49〜55℃)・pH(2.06〜2.1)
もほとんど同じである。ところが、万代鉱は他の源泉と違い湧出量が極めて多く、pH1.7で源泉温度も95℃以上ある。これは、
万代鉱が白根山の中腹にありマグマに近いためだといわれている。

草津温泉では、万代鉱の高温源泉を入浴に適した温度に下げるため大規模な熱交換方式を導入している。それによって得ら
れた54℃の真湯(まゆ)を町内や旅館などに給湯し、上がり湯や生活用のお湯、冬期道路の凍結防止などに役立てている。

 (写真は、本白根山・標高2171m)




4.草津温泉の主力源泉
草津温泉における6つの主力源泉の総湧出量は約14700L/分で、草津温泉全体湧出量の約4割をしめている。なお、下に示し
た各源泉の泉温やpH値などは、自然湧出のためその年や季節により変動がある。

 湯 畑
温泉街の中心にあり、草津温泉を代表する源泉である。コンクリート製の柵で 囲まれた
長さ60m・幅20mもの広いところに湧出しており、源泉の大半は7本の長い木樋を通して
自然に温度を下げてから湯滝となって滝壷に流れ落ちている。

この滝壷の底に取湯口があり各施設に配湯されている。また、木樋には硫黄分が酸化
し沈殿するので、2ヶ月に1回採取し草津名物の「湯の花」として販売している。これが
「湯畑」といわれる所以である。

湯畑は上から見ると大きなスキーゴーグルの形をしており、そばには無料の足湯と手湯
を設けている 「湯けむり亭」もある。 源泉湧出量は万代鉱源泉に次いで多い。

泉 質・酸性-硫酸塩・塩化物泉(酸性低張性高温泉)
泉 温・55.7℃(源泉)    p H・2.08
湧出量・4437L/分
特 徴・無色透明、強酸味、微硫化水素臭、お湯の当りは柔らかい
主な引湯・「大東館」や「日新館」など68軒の宿と「千代の湯」や「喜美の湯」など10ヶ所の共同浴場

白旗源泉
湯畑の少し上にあり、長方形でやや広い石枠の中に湧出している。硫黄分が強いため
に6つの主力源泉のうち唯一白濁しており湯の花も多い。なお、ここだけは立派な屋根
がついている。

泉 質・酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
    (酸性低張性高温泉)
泉 温・55.5℃(源泉)    p H・2.06
湧出量・1508L/分
特 徴・白濁、強酸味、硫化水素臭、お湯の当りは少しピリッとしている
主な引湯・「草津館」や「山本館」・「奈良屋旅館」などで、共同浴場は「白旗の湯」のみ

 地蔵源泉
湯畑からやや東へ離れた地蔵堂のそばにあり、長方形のコンクリート枠の中に湧出して
いる。昔から眼病に効く温泉といわれているが、6つの主力源泉のうちでは一番湧出量
が少ない。なお、地蔵堂にある お地蔵さんは座っているので珍しいそうだ。

泉 質・酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
    (酸性低張性高温泉)
泉 温・53.0℃(源泉)    p H・2.05
湧出量・386L/分
特 徴・微白濁、強酸味、硫化水素臭、お湯の当りは少しピリッとしている
主な引湯・「ホテルニュー七星」や「旅館 たむら」などで、共同浴場は「地蔵の湯」のみ

 西の河原源泉
温泉街の西にある、西の河原公園内に湧出している大小50もの源泉の総称。主な源泉
には 「琥珀の池」や「鬼の茶室」など、ひとつひとつに名前がつけられている。

泉 質・酸性-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(酸性低張性高温泉)
泉 温・49.3℃(源泉)    p H・2.08
湧出量・1400L/分
特 徴・無色透明、苦味。お湯の当りは柔らかく穏やか。
主な引湯・「ホテル望雲」や「草津ホテル」などで、共同浴場は「凪の湯」のみ

 煮川源泉
地蔵通りの急な坂道を下ったところにあり、地下から湧き出た源泉を外気に触れさせず、
1度貯湯槽に貯めてから配湯している。このため、引湯されたお湯は他のところに比べて
だいぶ熱い。

泉 質・酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
    (酸性低張性高温泉)
泉 温・51.6℃(源泉)    p H・2.1
湧出量・689L/分
特 徴・無色透明、強酸味、微硫化水素臭、お湯の当りはピリッとしている
引 湯・「大滝の湯」(町営日帰り入浴施設)と共同浴場「煮川の湯」のみ

 万代鉱源泉
温泉街から万座温泉方面へ約2.5km上った山中に湧出している。源泉湧出量も極めて多いので、後からできた大規模なホテル
や日帰り入浴施設などへの引湯を一手に引き受けている。お湯は硫黄分がなく酸性度が高いためにヌメリ感があり、ピリピリ
と刺激が強いので肌を擦りすぎると赤くなる。

泉 質・酸性・含ヒ素-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(酸性低張性高温泉)
泉 温・95.4℃(源泉)    p H・1.70
湧出量・6200L/分
特 徴・無色透明、強酸味、無臭
主な引湯・「草津ハイランドホテル」や「草津ナウリゾートホテル」などの大きなホテルや「ベルツ温泉センター」、
       「西の河原露天風呂」などの日帰り入浴施設と、「こぶしの湯」、「つつじの湯」など4ヶ所の共同浴場




5.草津温泉の日帰り入浴施設
草津温泉にある日帰り入浴施設は6ヶ所で、大きなホテルに附属しているところもある。また、源泉は「大滝乃湯」を除いて全て
「万代鉱源泉」から引湯している。これは、古くからある源泉を保護するためと、万代鉱の源泉湧出量が極めて多いことによる
ものである。 なお、ホテルに附属しているところは浴槽数が多いので、源泉100%の浴槽は1ヵ所だけである。

 大滝の湯
町営の温泉施設で、「合わせ湯」と呼ばれる温度差のある5つの浴槽と、大浴場や湯滝が
流れる露天風呂などがある。 近くに湧出している「煮川源泉」から引湯している。
 料金・800円 9:00〜21:00(6〜9月は22:00まで) 無休





 ベルツ温泉センター
 草津町の町制100周年を記念して建てられた施設で、ベルツ博士の名前がとられて
 いる。展望大浴場やサウナがある。「万代鉱源泉」から引湯している。
  料金・900円 10:00〜19:00 無休






 西の河原露天風呂
西の河原公園内にあり、広さが500uというビッグな大露天風呂。 「万代鉱源泉」から
引湯しているが、お湯はだいぶ加水されている。
 料金・500円 7:00〜20:00(12〜3月は9:00から) 無休





 草津ビッグバス
 草津ナウリゾートホテルに附属する施設で、温水プールやいろいろなお風呂が
 楽しめる。「万代鉱源泉」から引湯している。
  料金・平日/800円 土日祝/1000円(プールは別料金)
      9:00〜21:00 無休





 テルメテルメ
ホテルヴィレッジに附属する施設で、温水プールやいろいろなお風呂が楽しめる。また、
共同浴場以外では、ここだけが「時間湯」を体験できる。「万代鉱源泉」から引湯して
いるが、時間湯の浴槽だけは自家源泉が注がれている。
 料金・平日/1200円 土日祝/1600円(2時間)9:00〜22:00 無休



 草津温泉館
 草津ハイランドホテルに附属する施設で、大浴場や露天風呂などがある。
 「万代鉱源泉」から引湯している。
  料金・800円 10:30〜19:00 無休








6.草津温泉のおすすめ共同浴場
草津温泉には、24時間無料で利用できる18もの共同浴場がある。しかし、その維持管理は地元住民の方々が行なっており、
地域の共同湯となっているところもある。そのため、観光客が利用する際は十分にマナーを守ることが大切である。

また、清掃時間は午前中のところが多いので注意すること。 なお、ここでは 建物も比較的きれいで個性的な共同浴場を
挙げてみた。その中でも、「白旗の湯」や「千代の湯」、「地蔵の湯」は歴史があり有名である。

 白旗の湯
湯畑のそばにあり建物は比較的新しい。 浴槽は「あつ湯」と「ぬる湯」の2つがあり、近く
に湧出している白旗源泉から引湯している 湯畑や熱の湯のそばなのでいつも混雑
している。





 千代の湯
 湯畑下の滝下通りにあり建物は新しい。浴槽は4人ぐらい入れる大きさで、湯畑から
 引湯している。なお、ここでは 「時間湯」も体験できる。







 地蔵の湯
地蔵源泉のそばにあるが建物は古い。浴槽は4人ぐらい入れる大きさで、地蔵源泉から
直接引湯しているためにお湯が新鮮で熱め。ここでも 「時間湯」も体験できる。






 煮川の湯(にいがわ)
 煮川源泉のそばにあり建物は小ぢんまりとしている。浴槽は4人ぐらい入れる大きさで、
 煮川源泉から直接引湯しているためにお湯が新鮮で熱め。脱衣場と浴室は階段を
 降りたところにある。






 喜美の湯
草津温泉バスターミナルから、西へ少し離れた路地裏の区民館隣りにあり建物は やや
古い。湯畑から引湯しており、浴槽は5人ぐらい入れる大きさで天上が高く気持ちがよい。






 翁の湯
 西の河原公園入口から、光泉寺方面へ坂道を少し登ったところにあり建物は新しい。
 浴槽は5人ぐらい入れる大きさで、湯畑から引湯している。







● このほかに、「巽の湯」や「凪の湯」、「こぶしの湯」 など12ヶ所の共同浴場がある。




7. 草津温泉の交通と観光施設
草津温泉は、古くからの温泉街がそのまま残っているため道路が狭く迷路のようである。
特に、温泉街中心部は一方通行の道路が多く観光客の散策路と化している。また、駐車場
は決まったところしかないので、観光や湯めぐりには町内を巡回しているワンコインバスが
便利である。

このバスは、車体のデザインがヨーロピアンタイプのレトロバスで、コースはA・B・Cと
3つあるがAコースの温泉街周辺がおすすめ。 ただし、運行は主に町民の福祉を目的として
いるので、老人や子供などが乗車した場合はゆずりあいが大切。また、車内が狭く座席は
20ぐらいしかないので、途中の停留所からはいっぱいで乗れないことが多い。

  草津温泉町内巡回ワンコインバス
 発着地・草津温泉バスターミナル8番線乗り場
 所要時間・いずれも1周約30分。 料 金・1回乗車100円。

  草津温泉までのアクセス
 {交通} 車 ・ 関越道 渋川伊香保ICよりR353・R145・R292(草津道路)経由で約56q
 電 車/バス ・ JR吾妻線、長野原草津口駅よりJRバス草津温泉行きで約30分

草津温泉の観光施設としては、温泉に因んだところが多く次のようなものがある。
草津温泉資料館
 草津温泉の歴史やなりたちなどを展示解説している。草津温泉バスターミナルの3F
 にある。
  料 金・200円 9:00〜16:30 無休






ベルツ記念館
草津温泉の発展に寄与したドイツ人医学者ベルツ博士の生涯を紹介している。 草津温泉の玄関口、道の駅「草津運動茶屋
公園」の道路向いにある。
  料 金・無料 9:00〜16:30 無休

草津熱帯園
草津温泉の温熱を利用した巨大ドーム内で熱帯植物などが栽培されており、お猿のショーもある。 温泉街から東へ離れた
ところにある。
  料 金・1000円 8:30〜17:00 無休(ショーは第4木曜日休み)

熱の湯(ねつのゆ)
観光用の「湯もみと踊りショー」が催される。お客様湯もみ体験コーナーがあり、参加すれ
ば記念品と賞状がもらえる。「湯畑」の目の前にある。
  料 金・500円
  開催時間・7:00.7:30.16:00.16:30(3/25〜11/30まで)
   回数が増える時期あり。期間中無休


● このほかに、「草津懐古館」や「片岡鶴太郎美術館」、「高山植物資料館」などがある。




8、草津温泉の楽しみ方
草津温泉のお湯をじっくり楽しむには、やはり18ヶ所ある無料共同浴場を湯めぐりする
のがよい。これらの共同浴場には6つの主力源泉からそれぞれ引湯されており、成分や
温度が微妙に異なるので入り比べてみるのもよい。

しかし、数が多すぎて入りきれないので、あらかじめ各主力源泉が引湯されている代表的
なところをピックアップしておくとよいだろう。

場所によっては お湯が熱めのところもあるので我慢が必要だ。また、各施設の建物も
個性的なところが多いので、ゆっくりと湯めぐりや源泉めぐりを楽しむのもよい。  (写真は、滝下通り大坂屋周辺)

 一方、湯畑を中心とする温泉街では、各旅館やみやげ店などが昔の町並みを再現して
 おり、レトロでとてもよい雰囲気になっている。特に、滝下通りでは「大坂屋」が中心と
 なり、江戸中期に建てられていた草津地方独特の建築様式である「せがい出し梁造り」
 が再現されている。 これは、白壁造りで2階部分が1階部分より外側にせり出している
 珍しいものである。

 このような通りをぶらぶらしながら、いろいろな店に立ち寄るのも楽しいものである。
 また、夜の湯畑ライトアップもとてもきれいなので見逃せない。
 (写真は、湯畑ライトアップ)

このように、草津温泉は泉質重視もさることながら、町を挙げて日本の温泉としてのあるべき姿を示しており、名実ともに
  日本一の温泉といえるであろう。





9、草 津 館・2つの泉質(微緑色・白濁)
草津館は、草津温泉の老舗旅館のひとつで、湯畑のすぐ近くにあり建物も新しい。 ここには、「若の湯」という独自の源泉が
湧出しており、隣りの白旗源泉からも引湯しているので 1度に2種類の源泉を楽しむことができる。

お風呂は 2つあり大きめの浴槽には若の湯、小さめの浴槽には白旗源泉が注がれている。若の湯源泉は、建物のすぐ脇に
湧出しており、緑がかった新鮮なお湯が堪能できる。

2本ともお湯の当りはピリッとしているが、白旗源泉の方がより熱めでピリッとしている。 この若の湯も、僅かしか残って
いない貴重な温泉なので 長く守り続けてほしいものだ。

    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「若の湯源泉」

(若の湯源泉)
泉 質・酸性明礬緑礬泉(酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)) 酸性低張性高温泉
泉 温・54.7℃(源泉)    pH・1.93
特 徴・硫化水素臭、強酸味、源泉100%掛け流し
適応症・神経痛、関節痛、皮膚病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化、慢性消化器病など

(白旗の湯源泉)
泉質データは、「4.草津温泉の主力源泉 」・白旗源泉に掲示

風呂数・内湯(男2、女2)
T E L・0279-88-2027
所在地・群馬県吾妻郡草津町草津甲419
入浴のみ・大人800円 11:00〜17:00





10、草津ナウリゾートホテル・強酸性泉(無色透明)
草津ナウリゾートホテルは、温泉街より北西部の高台に位置しており、草津国際スキー場がすぐ近くにある。ここには、「草津
ビッグバス」 という日帰り入浴施設が併設されていて 宿泊者と共用になっている。

お風呂は全部で6種類あるが、源泉100%掛け流しは 2つある内湯岩風呂のうち1つだけである。お湯は万代鉱源泉から引湯
しており、酸性度が高いためにピリピリと刺激が強い。

そのため、内湯と露天風呂には それぞれ真湯(まゆ)の浴槽があり、上がり湯や肌の弱い人のために供されている。なお、
このホテルは温泉街にある奈良屋旅館と姉妹館になっている。

    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「露天風呂」

泉質データは、「4.草津温泉の主力源泉 」・万代鉱源泉に掲示

適応症・神経痛、関節痛、皮膚病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化、慢性消化器病など
風呂数・内湯岩風呂(男2、女2) 露天風呂(男1、女1)泡風呂・サウナ・水風呂(男1、女1)
T E L・0279-88-5111
所在地・群馬県吾妻郡草津町白根750
入浴のみ・平日/800円 土日祝/1000円 9:00〜21:00