厳選良質温泉 鳴子温泉郷編



( 鳴子温泉中心部 )

鳴子温泉郷は、宮城県北部の米どころ大崎地方を流れる江合川の上流に位置し、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・
鬼首温泉からなる一大温泉郷です。

ここは泉質の多彩さが特徴で、日本の温泉泉質分類11種のうち8種類もの泉質が湧き出ており、北海道の登別温泉・九州の別府
温泉と並び非常に珍しい温泉地で、 「日本の三大温泉デパート」 と呼んでいいと思います。ですから、その日の気分で好きな泉質
をチョイスできるし、温泉のはしごもできる魅力溢れるところなのです。

しかし、全国的にはマイナーな温泉であまり知られていません。そこで、鳴子温泉郷の様々な温泉をご紹介します。


ここでは、次のような条件を基にして良質な温泉を選びました。

   1、源泉100%もしくは加水が最小限である。
   2、掛け流しで循環ろ過をしていない。
   3、日帰り入浴ができる。
   4、お湯の管理や設備がよい。(泉質重視のため設備面で一部例外あり)
   5、共同浴場については、メンテナンスの良さや清潔感のあるところのみを選択。
   6、「美肌の湯」 の成分、メタケイ酸が温泉水1kg中に100mg以上含まれるところは数値を掲載。

なお、ここに挙げた泉質データは、あくまでも源泉湧出口のお湯を測定したものです。ですから、実際の浴槽に注がれるまでの環境や方法等で、表記したデータとは、やや異なる場合があります。




● 鳴 子 温 泉
開湯は平安時代初期とされ、古くから 奥州三名湯 (鳴子温泉・秋保温泉・飯坂温泉) の一つに数えられた。鳴子温泉郷の中心に位置し、鳴子こけしのふるさととしても知られており、宿泊施設や土産品店なども多い。

鳴子温泉郷の源泉数は現在約370本あるが、そのうち鳴子温泉は300を超えるので、いかに1ヶ所に集中しているかが分かる。
しかし、源泉1本あたりの湧出量が少ないために、小さめのお風呂が大半である。

近くには、潟沼 (わが国第一の強酸湖) やファミリー向けの上野々スキー場、日本こけし館、鳴子ダムなどがある。
(旅館やホテルなど23軒、共同浴場2)


{交通} 車 ・ 東北道 古川ICからR47経由で約29q
    電 車 ・ JR陸羽東線、鳴子温泉駅下車




★ 滝の湯(共同浴場)硫黄泉(乳白色)
滝の湯は、鳴子温泉で最も古い歴史を持つ温泉である。 源泉は、建物の裏手にある温泉神社境内から湧出する温泉神社
源泉 (御神湯) と 町有下地獄源泉を混合し、木樋に通して泉温を下げてから 小さな滝のように浴槽へ注いでいる。

浴槽は、やや大きめの熱湯と小さめの ぬる湯がある。 お湯は乳白色の硫黄泉で、濃い感じはしないが 肌がツルツルして
よく温まる。
(2015年9月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「建物入口」 ・ 「男 湯」


    
左より、 「鳴子温泉神社参道」 ・ 「建物裏手」 ・ 「源泉木樋」

 @ 温泉神社源泉
泉 質・含明礬・緑礬-芒硝硫化水素泉 (自家源泉・自然湧出)
     (含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄(U)-硫酸塩泉(硫化水素型)) 低張性酸性高温泉
泉 温・ 46.2℃(源泉)  pH・2.8   メタケイ酸 (H2SiO3)・136.4mg

 A 町有下地獄源泉
泉 質・含硫黄-含食塩-芒硝泉(含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉) 低張性弱アルカリ性高温泉 (掘削自噴泉)
泉 温・ 85.6℃(源泉)  pH・7.6   メタケイ酸 (H2SiO3)・163.7mg

特 徴・硫化水素臭、酸味、源泉100%掛け流し (温泉神社硫黄泉・町有下地獄源泉の混合源泉)
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、気管支炎など
風呂数・内湯(男2、女2) シャワーなし  
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84
T E L・0229-83-3441(鳴子観光案内センター)
入浴料・大人150円 7:30〜22:00





★ ゆさや旅館硫黄泉(エメラルドグリーン・薄墨色など)
ゆさやは、滝の湯の隣りにある歴史の古い旅館で、滝の湯の湯守として代々受け継がれてきた家柄である。建物は古いがよく手入れされているようで、国の登録有形文化財にもなっている。

ここのお湯は、「うなぎ湯」 として有名で、入浴しながら手で肌をなでると ジェルローションを塗っている時のようなヌルヌル感が味わえ、湯上り後も肌がツルツルする。 お湯の色は、鮮やかなエメラルドグリーンだが、天候などによって乳白色や薄墨色に
変化するという。

お湯は、建物のすぐ裏手に湧き出る高温の源泉を 一度冷ましてから引湯しているのだが、隣りの 滝の湯源泉とは全く泉質が異なっており興味深いものがある。 温泉の基礎知識 鳴子温泉の泉質について 参照

浴室は大小2つで、 大きい方には広めの内湯と 五角形の小さな檜風呂があり、もう一方は小さめの内湯だけである。そのため、
時間による男女交替制となっている。

なお、建物の向いから少し上ったところに、宿泊者専用の貸切り露天風呂も新設された。
(2013年4月 再訪)


    
左より、 「建 物」 ・ 「エメラルドグリーンの内湯」 ・ 「小さな檜風呂」

泉 質・含芒硝-硫黄泉(含硫黄・ナトリウム-硫酸塩泉) 低張性アルカリ性高温泉 (自家源泉)
泉 温・99.5℃(源泉)  pH・8.9    メタケイ酸 (H2SiO3)・197.1mg
特 徴・硫化水素臭、苦味、源泉100%掛け流し (お湯入れ替え時のみ加水)
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、糖尿病など
風呂数・内湯3(男女交替制) 宿泊者専用貸切り露天風呂1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84
T E L・0229-83-2565
入浴料・大人500円  12:00〜15:00




★ 早稲田桟敷湯(共同浴場)食塩芒硝泉(無色透明)
早稲田桟敷湯は、戦後間もない頃、早稲田大学生たちのボーリング実習によって掘削された源泉を引いたので この名前が
付けられた。 現在の建物は平成10年に建て替えられたもので、 コンクリート製の壁は 硫黄をイメージして黄色に塗られて
いる。

浴場は吹き抜けで浴槽も広く、3ヶ所から源泉が注がれている。 お湯は加水されているが、硫黄分を含んだ無色透明で
小さい湯葉状の湯花も多い。

ここは、共同浴場には珍しい貸切露天風呂と休憩できる中桟敷があり、当日は何度でも出入りできる再入場券を発行して
いる。 滝の湯と入り比べてみるのもよい。
(2013年3月 再訪)


    
左より、 「建 物」 ・ 「広めの浴槽」 ・ 「源泉分湯槽」

泉 質・含硫黄-食塩-芒硝泉(含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉) 低張性弱アルカリ性高温泉 (町有下地獄源泉)
泉 温・85.6℃(源泉)   pH・7.6   メタケイ酸 (H2SiO3)・163.7mg
特 徴・無味、微硫化水素臭、加水、掛け流し
適応症・動脈硬化症、慢性皮膚病、きりきず、やけどなど
風呂数・ 内湯 (男1、女1) 貸切露天風呂
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷124-1
T E L・0229-83-4751
入浴料・大人500円 8:30〜22:00




★ 姥の湯旅館4つの泉質(乳白色・無色透明)
姥の湯は、滝の湯とともに鳴子温泉で 最も古い歴史を持つ温泉である。 建物や設備は古いが、1軒で4つの泉質を味わえる貴重な温泉でもある。

お風呂は、露天風呂が1つと 男女別の内湯が3つあるが、源泉湧出量が少ないために どれも小さめである。しかし、それぞれの
浴槽には、4つの自家源泉から引かれた源泉100%のお湯が溢れている。
(2010年9月 再訪)


    
左より、 「建 物」 ・ 「温泉案内」 ・ 「啼子の湯 露天風呂」


    
左より、 「こけしの湯」 ・ 「亀若の湯」 ・ 「義経風呂」

@ 啼子の湯 (重曹泉) 露天風呂
  泉 質・含芒硝-重曹泉 (ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉) 低張性弱アルカリ性高温泉
  泉 温・ 56.0℃(源泉)  pH・7.5   メタケイ酸 (H2SiO3)・280.2mg
  特 徴・無色透明、源泉100%掛け流し
  適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病など

A こけし湯 (硫黄泉)
  泉 質・含芒硝-重曹-硫化水素泉 (含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型)) 低張性中性高温泉
  泉 温・ 65.4℃(源泉)  pH・7.0   メタケイ酸 (H2SiO3)・285.3mg
  特 徴・乳白色、源泉100%掛け流し
  適応症・高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病など

B 亀若の湯 (芒硝泉)
  泉 質・含土類-芒硝泉 (ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉) 低張性中性高温泉
  泉 温・ 49.4℃(源泉)  pH・7.2   メタケイ酸 (H2SiO3)・227.5mg
  特 徴・無色透明、源泉100%掛け流し
  適応症・動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病など

C 義経風呂 (芒硝泉)
  泉 質・含重曹-芒硝泉 (ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉) 低張性弱アルカリ性高温泉
  泉 温・ 56.2℃(源泉)  pH・7.7   メタケイ酸 (H2SiO3)・256.6mg
  特 徴・無色透明、源泉100%掛け流し
  適応症・動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病など

風呂数・内湯 ( 男3、女3 ) 露天風呂1 ( 時間により混浴 )  家族風呂1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字河原湯65
T E L・0229-83-2314
入浴料・大人500円 9:00〜16:00




★ 鳴子ホテル硫黄泉(白緑色・乳白色など)
鳴子ホテルは、鳴子温泉神社の隣りにある 大規模な老舗ホテルで、3本の自家源泉を所有している。玄関脇には、小さな源泉小屋も造られており温泉宿の風情がある。

浴場は、「玉の湯」と「芭蕉の湯」の2ケ所があり共に広い。総檜造の「玉の湯」は浴槽に
仕切りを設けており、外には小さめの半露天岩風呂と桶風呂がある。また、「玉の湯」と
同じ階には新しく、貸切内湯 「木華子(こけし)の湯」 ができた。

石造りの 「芭蕉の湯」は広い浴槽の中に寝湯や気泡風呂があり、外には広めの半露天風呂も
ある。しかし、どの露天風呂も目隠しの板塀で囲われているため、外が見えず窮屈感は否めない。

2つの広い内湯と 「芭蕉の湯」 の半露天風呂は、循環のみ (ろ過せず、ヘアーキャッチャー使用) している。また、「玉の湯」の小さな半露天岩風呂と桶風呂だけが掛け流しで、毎朝お湯を抜き替え清掃している。

お湯は、アルカリ性の硫黄泉でヌルヌル感があり、初めは無色透明だが時間が経つと濁り日によって色が変わる。なお、「玉の湯」 と「芭蕉の湯」 は時間によって男女が入れ替わるシステムになっている。
(2014年5月 再訪)


    
左より、 「芭蕉の湯 内湯」 ・ 「芭蕉の湯 半露天風呂」 ・ 「玉の湯 内湯」


    
左より、 「玉の湯 桶風呂」 ・ 「玉の湯 半露天風呂」 ・ 「源泉抜き替え後の半露天風呂」

泉 質・含食塩-芒硝-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉)
     低張性弱アルカリ性高温泉 (自家源泉3本の混合泉)
泉 温・85.0℃(源泉)    pH・8.0   メタケイ酸 (H2SiO3)・237.6mg
特 徴・硫化水素臭、掛け流し (「玉の湯」の半露天岩風呂と桶風呂、お湯の入れ替え時のみ加水)
適応症・慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど、糖尿病など
風呂数・内湯 2  露天風呂 2 桶風呂 1 貸切内湯 1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字湯元36
T E L・0229-83-2001
入浴料・大人1000円 11:00〜14:00




★ 東多賀の湯硫黄泉(乳白色)
東多賀の湯は、R47沿いにある旅館で、昔から皮膚病によく効く温泉として知られている。 建物は、新しく建て替えられたので
きれいだ。

お風呂は、一度に3〜4人ぐらいしか入れない小さめの内湯だけだが、お湯は弱酸性の硫黄泉でサラリとして肌触りがよい。
できれば、大きめの浴槽に変えてほしいが、これが源泉湧出量に見合った大きさなのかもしれない。
(2012年3月 再訪)


    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「男湯暖簾」

泉 質・含芒硝-石膏-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉)
     低張性弱酸性高温泉 (自家源泉)
泉 温・60.5℃(源泉) pH・5.4   メタケイ酸 (H2SiO3)・205.3mg
特 徴・硫化水素臭、源泉100%掛け流し
適応症・慢性皮膚病 (湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎)、糖尿病、高血圧、動脈硬化など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) シャワーなし
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷160
T E L・0229-83-3133
入浴料・大人500円 10:00〜15:00




★ 西多賀旅館硫黄泉(緑白色)
西多賀旅館は、東多賀の湯の隣りにあり 古くから湯治の宿として知られている。ここも、小さめの内湯だけだが緑白色をした
お湯が掛け流しにされており、皮膚病によく効くといわれている。

東多賀の湯とは、ほんの少しか離れていないのに泉質が違うのはおもしろい。これは、各温泉の湯脈が異なるためだと
いわれている。
(2016年3月 再訪)


    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「緑白色のお湯」

泉 質・含芒硝-重曹-硫化水素泉 低張性中性高温泉
    (含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型)) (自家源泉)
泉 温・60.5℃(源泉)    pH・6.6   メタケイ酸 (H2SiO3)・273.0mg
特 徴・硫化水素臭、苦味、源泉100%掛け流し
適応症・慢性皮膚病、きりきず、やけど、高血圧症、動脈硬化症、糖尿病など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 )  シャワー 1 のみ
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷78-3
T E L・0229-83-2117
入浴料・大人400円 10:00〜18:00         





★ 幸雲閣 別館食塩重曹泉(黄褐色)
ここは以前、公共の宿泊施設であったが、2009年に幸雲閣別館としてリニューアルオープンした。建物は比較的新しく、館内や
浴場もきれいである。

お風呂は大きめの内湯だけだが、鳴子温泉でも珍しい黄褐色の食塩重曹泉が 源泉100%掛け流しにされている。しかし、源泉温度が81℃と高いために 浴槽への注入量が少ないので、お湯の新鮮さに欠ける嫌いがある。 (2016年現在 休館中)

    
左より、 「別館建物」 ・ 「別館内湯」 ・ 「別館内湯」


    
左より、 「本館建物」 ・ 「本館内湯」 ・ 「本館露天風呂」

泉 質・含塩化土類-石膏-重曹泉 (ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉)
     低張性中性高温泉 (自家源泉)
泉 温・81.0℃(源泉)   pH・7.2   メタケイ酸 (H2SiO3)・327.4mg (H21.4 分析)
特 徴・無味、微鉄錆臭、源泉100%掛け流し
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛など
風呂数・内湯のみ ( 男1、女1 )
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字車湯17
T E L・0229-83-2329
入浴料・大人700円 11:00〜15:00




★ ホテル亀屋鉄鉱泉(薄黒色)
亀屋は、鳴子温泉の入口近くにある中規模のホテルで 建物も比較的新しい。 ここは、源泉湧出量が少ないため掛け流し
は露天風呂だけである。

泉質は、隣の東鳴子温泉の泉質に近い 食塩重曹泉で、強い油臭が特徴だが、湯上り後は体がよく温まる。なお、内湯は
循環ろ過をしている。 (2010年6月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「露天風呂」

泉 質・含食塩-重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉) 低張性中性高温泉 (自家源泉)  
泉 温・89.0℃(源泉)   pH・7.1   メタケイ酸 (H2SiO3)・183.3mg
特 徴・強油臭、加水、掛け流し
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病など
風呂数・内湯 ( 男2、女2 ) 露天風呂(男1、女1 )
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字車湯54-6
T E L・0229-83-2211  
入浴料・大人600円 11:00〜15:00




★ ホテル瀧嶋2つの泉質(コールタール色・無色透明)
ホテル瀧嶋は民営の国民宿舎で、コンクリート造りの建物や設備はだいぶ老朽化しているが、敷地内に3本の自家源泉を
所有している。 お風呂は、男女別の内湯と家族風呂、無料貸切もできる 混浴の「薬湯(くすりゆ)」がある。

建物は、温泉街通りとR47の間にある斜面に建っており、男女別内湯や家族風呂は地下1階、薬湯は地下2階に降りて行く
ようになっている。 しかし、階段は狭く地下室に降りるような感じだ。

内湯と家族風呂には建物の裏手から湧出している3号泉が注がれている。また、薬湯には浴槽の壁裏に湧出している少し
泉質の違う1・2号混合泉が注がれており、源泉は浴槽の縁に立って覗くと見える ようになっている。

どちらの源泉も、少し油臭がしてツルツル感もあるが、薬湯の方が濃い感じで湯上り後は 汗が中々引かない。
 (2010年2月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「男性用内湯」 ・ 「薬 湯」

@ 薬 湯 (瀧嶋1号、2号混合泉)
  泉 質
・含芒硝-重曹-食塩泉(ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉) 低張性中性高温泉
  泉 温・ 72.0℃   pH・7.3   メタケイ酸 (H2SiO3)・202.7mg
  特 徴・コールタール色、微モール臭、無味、加水、掛け流し

A (瀧嶋3号泉)
  泉 質・含芒硝-重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉)  低張性弱アルカリ性高温泉 (自家源泉)
  泉 温・ 70.7℃  pH・7.8   メタケイ酸 (H2SiO3)・242.2mg
  特 徴・無色透明、微油臭、無味、加水、掛け流し

適応症・腰痛、肩こり、関節痛、筋肉痛、術後療養など
風呂数・内湯 ( 男1、女1、混浴1 ) 家族風呂1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷28-1
T E L・0229-83-3054
入浴料・大人500円 10:00〜15:00     




★ 旅館 すがわら食塩芒硝泉(無色透明)
すがわらは、鳴子温泉の老舗旅館で、建物は古く中規模だが 皇室も宿泊されたことのある宿だ。 また、中庭の庭園には
新しく造られた四阿付きの足湯もある。

浴場は 大浴場と小浴場があり、 男女時間交替制になっている。 大浴場には大きな内湯と小さめの露天風呂、小浴場
には小さめの内湯と半露天風呂がある。 大浴場は時間帯で混浴になっており、露天風呂脇のドアを開けると小浴場
の廊下と繋がっている。

お湯は、無色透明でツルツル感のある自家源泉100%掛け流しで、天候により青味を帯びた色に変化するという。
しかし、源泉温度が高いために浴槽への源泉注入量が少ないので、お湯の新鮮さに欠ける嫌いがある。
 (2010年9月 再訪)

  
左より、 「建 物」 ・ 「庭園の足湯」 ・ 「大浴場 内湯」


  
左より、 「大浴場 露天風呂」 ・ 「小浴場 内湯」 ・ 「小浴場 半露天風呂」

泉 質・含食塩・芒硝泉(ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉) 低張性アルカリ性高温泉
泉 温・98.4℃(源泉)   pH・8.7   メタケイ酸 (H2SiO3)・498.6mg (平成20.7,14 分析)
特 徴・無味無臭、源泉100%掛け流し
適応症・動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 露天風呂 ( 男1、女1 )  男女時間交替制 (大浴場 10:00〜21:00 男性混浴)
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷5
T E L・0229-83-2022
入浴料・大人500円 10:30〜14:00




● 東鳴子温泉

開湯は鳴子温泉と同じく平安時代初期とされ、江戸時代には仙台藩の御殿湯も置かれた。 鳴子温泉沿いの江合川下流、鳴子温泉と川渡温泉の間に位置し、古い湯治場の雰囲気を持つ温泉である。

近くには、潟沼や薬師田の杉榎などがある。 (旅館やホテルなど13軒、共同浴場なし)

{交通} 車 ・ 東北道 古川ICからR47経由で約27q
    電 車 ・ JR陸羽東線、鳴子御殿湯駅下車




★ 高友旅館4つの泉質(黒灰色・暗緑色・コールタール色)
高友旅館は、鳴子温泉郷唯一の鉄天然ラジウム泉 「黒湯」 として有名で、敷地内に4つの異なる源泉を所有している貴重な
温泉である。

建物や設備は かなり老朽化しているが、7つあるお風呂は それぞれ形に工夫が施され、湧出したばかりの源泉がそのまま
浴槽に注がれている。

どの源泉もモール臭があり濃い感じで、ラムネ風呂は気泡が特徴である。 お風呂は、男性用黒湯だけが広くその他は小さい。
また、各浴槽が建物のあちこちに点在しているため館内は迷路のようである。
(2010年4月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「ひょうたん風呂」 ・ 「男性用黒湯」

 @ 幸の湯 源泉
泉 質・含重曹-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉) 低張性中性高温泉
泉 温・59.2℃(源泉)  pH・7.1   メタケイ酸 (H2SiO3)・202.7mg
特 徴・暗緑色、濃い感じ、源泉100%掛け流し (男性用黒湯)

 A 玉の湯 源泉
泉 質・重曹-硫化水素泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)) 低張性中性高温泉
泉 温・51.0℃(源泉)  pH・6.5
特 徴・暗緑色、気泡あり、源泉100%掛け流し (ひょうたん風呂、ラムネ風呂)

 B 顯の湯 源泉
泉 質・含土類-重曹泉(ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉) 低張性中性高温泉
泉 温・76.0℃(源泉)  pH・7.2
特 徴・暗緑色、加水、掛け流し (もみじ風呂、女性用黒湯)

 C 鶯の湯 源泉
泉 質・純重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)低張性中性高温泉
泉 温・45.0℃(源泉)  pH・6.5
特 徴・コールタール色、源泉100%掛け流し (家族風呂)

源泉総湧出量・250g/分
適応症・慢性皮膚病、慢性消化器病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛など
風呂数・内湯7 シャワーなし
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字鷲の巣18
T E L・0229-83-3170
入浴料・大人500円 9:00〜16:00





★ 馬場温泉純重曹泉(コールタール色)
東鳴子温泉の、東の入り口にある 1軒宿の温泉で、建物は改築されたのでとてもきれ
いである。 ここも、敷地内に3本の自噴源泉を所有しており、お風呂本館内に男女別
内湯と、駐車場脇に湯小屋風の 混浴外風呂がある。

内湯は三角形をしたやや大きめの浴槽で、コールタール色をした2号源泉が注がれて
いる。 また、外風呂には同系の1号源泉が注がれており、プツプツと気泡が体に付き
内湯より濃い感じがする。 こちらは2〜3人しか入れないが、新しく改築された風情の
ある湯小屋で地域の共同湯にもなっている。

どちらの源泉もツルツル感があり、東鳴子温泉特有の黒湯(純重曹泉)である。また、
源泉の総湧出量は毎分約120Lで、掘削深度は400〜600mぐらいと深い。なお、3号
源泉は予備として お湯は 捨てられている。 (2010年6月 再訪)


    
左より、 「本館内湯」 ・ 「混浴外風呂」 ・ 「外風呂のお湯」

泉 質・純重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉) 低張性中性高温泉 (自家自噴源泉3本)
源泉総湧出量・120g/分
泉 温・ 46.5℃(源泉)   pH・6.7
特 徴・微モール臭、源泉100%掛け流し
適応症・切り傷、火傷、慢性皮膚病など
風呂数・内湯 (男1、女1) 外風呂(混浴1)
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字馬場102
T E L・0229-83-3172
入浴料・大人400円 10:00〜15:00




★ 旅館 大 沼2つの泉質(微黄色・コールタール色)
大沼は、明治後期創業の老舗旅館で、本館から少し離れた山の中に、新館 母里乃館もある。 ここの館主は、林業や地元
農家と協力した体験ツアーなどを企画運営しているので、女性客のリピーターも 多い。

本館は、木造2階建てと、古いコンクリート造り4階建ての建物がドッキングした形になっている。 お風呂は全部で7ヶ所あり、
宿泊すればゆっくりと湯めぐりができる。

木造2階建ての1階には 広々とした混浴の薬師千人風呂があり、壁面には天女の絵、浴槽の囲い壁には大きな目玉が描か
れている。 また、浴室の隅には小さな大仏像が置かれており、その隣に源泉溜まりがある。 ここから、源泉は床下を通り
浴槽中央付近にある底穴から噴出するようになっている。

そして、廊下を挟んだ向かい側には、女性専用の天女風呂、貸切露天風呂 石割の湯、家族風呂、ふかし風呂が並んでいる。
また、別棟のコンクリート造り4階建て最上階には、貸切備長炭風呂 陽の湯、薬石風呂 陰の湯がある。

薬師千人風呂は広いが、その他は 2・3人ぐらいしか入れない大きさである。 一方、新館にある露天風呂 母里の湯は広く
開放的だが宿泊客専用となっている。

泉質は2種類で、東鳴子混合源泉 (赤湯) からの引き湯と、自家源泉 大沼の湯混合源泉が それぞれ別の浴槽に注がれ
ており、どちらもツルツル感があり浴感もよい。 (2010年3月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「玄関上の看板」 ・ 「薬師千人風呂」


    
左より、 「石割の湯」 ・ 「陽の湯」 ・ 「陰の湯」

 @ 東鳴子混合源泉 (赤湯)
泉 質・含食塩・芒硝-重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉) 低張性弱アルカリ性高温泉
     (東鳴子混合源泉)
泉 温・ 74.6℃(源泉)   pH・8.0   メタケイ酸 (H2SiO3)・198.4mg
特 徴・微黄色、微モール臭、ツルツル感あり、掛け流し (薬師千人風呂・石割の湯・母里の湯)

 A 大沼の湯 混合源泉
泉 質・純重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉) 低張性弱アルカリ性高温泉 (自家源泉)
泉 温・ 62℃(源泉)   pH・8.0   メタケイ酸 (H2SiO3)・194.5mg
特 徴 ・コールタール色、モール臭、黒い湯花、ツルツル感あり、掛け流し (天女風呂・陽の湯・陰の湯・家族風呂)

適応症・神経痛、リウマチ、慢性皮膚病など
風呂数・混浴内湯1、女性内湯1、家族風呂1、貸切内湯2、貸切内庭露天風呂2、ふかし風呂1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯34
T E L・0229-83-3052
入浴料・大人500円 11:00〜15:00          





★ ホテルニューあらお単純泉(コールタール色)
ここは以前、JR系の保養所として利用されていたが、平成16年に仙台市の及川商店が買収し、ホテルニューあらお として
リニューアルオープンした。

建物は古いが浴場は手入れされており、自家源泉2本を使用した源泉100%掛け流しのお湯を味わうことができる。内湯は
大きめでバイブラもあり、露天風呂は長方形で屋根が架かっている。

泉質は、東鳴子温泉特有の黒湯(純重曹泉)と炭酸泉を混合しているため、分析上は単純泉に属している。浴槽へ注がれ
たお湯はツルツル感があり、特にアトピーなどの皮膚病に効くといわれている。 (2012年3月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「男性内湯」 ・ 「男性露天風呂」


    
左より、 「コールタール色のお湯」 ・ 「女性内湯」 ・ 「女性露天風呂」

泉 質・単純泉 低張性弱アルカリ性高温泉 (自家源泉2本の混合泉)
泉 温・ 61℃(源泉)   pH・8.1   メタケイ酸 (H2SiO3)・266.0mg
特 徴 ・甘味、モール臭、源泉100%掛け流し
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 露天風呂(男1、女1 ) 男女時間交替制
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯40
T E L・0229-83-3062
入浴料・大人600円 10:30〜15:00          





● 川渡温泉

開湯は平安時代中期とされ、鄙びた湯治場の雰囲気を持つ温泉で、昔から 「カッケ川渡」 として知られている。東鳴子温泉
沿いの江合川下流にあり、鳴子温泉郷の東の玄関口となっている。 また、昭和35年(1959年)には中山平温泉、鬼首温泉と
ともに国民保養温泉地に指定された。

近くには、白糸の滝や美豆の小島などがある。(旅館やホテルなど8軒、共同浴場1)

{交通} 車 ・ 東北道 古川ICからR47経由で約25q
     電 車 ・ JR陸羽東線、川渡温泉駅下車



★ 川渡共同浴場硫黄泉(緑白色)
川渡共同浴場は、川渡温泉街の中心部にあり 建物も立て替えられたので きれいである。 浴槽は小さめだが、緑白色をした
硫黄泉が溢れている。

源泉は熱めなので、源泉湯口で少し加水されているがピリッとしてよく温まる。 (2016年10月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「浴 槽」 ・ 「源泉湯口」

泉 質・含重曹-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉) 低張性中性高温泉 (川渡支所前源泉)
泉 温・54.0℃(源泉)   pH・7.2    メタケイ酸 (H2SiO3)・190.6mg
特 徴・硫化水素臭、加水、掛け流し
適応症・慢性皮膚病、きりきず、やけどなど
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) シャワーなし
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字川渡25-59
T E L・0229-84-7044
入浴料・大人200円





★ 旅 館 ゆ さ単純泉(琥珀色)
旅館ゆさは、川渡温泉街から江合川を挟んで R47沿いに1軒だけ離れて建っている。 建物は比較的新しく、浴場もきれいで
ある。また、宿泊客専用の露天風呂もある。

お湯は琥珀色でツルツル感があるが、源泉温度が低いために常時加温している。 (2014年10月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「琥珀色のお湯」 ・ 「内 湯」

泉 質・単純泉 低張性中性温泉 (自家源泉)
泉 温・36.9℃(源泉)   pH・7.3
特 徴・無味無臭、加温、掛け流し
適応症・神経痛、リューマチ、運動麻痺、冷え性など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 )
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字新町下52-1
T E L・0229-84-7676
入浴料・大人400円 10:00〜20:30




★ 玉 造 荘硫黄泉(緑味茶色)
玉造荘は、公共の保養施設で建物は比較的新しく、別館も増築された。 また、広々とした庭園やテニスコートなどもあり、
リーズナブルな宿泊料金が魅力である。

本館の浴場は内湯だけだが、大きめでジャグジー風呂も併設されている。源泉は敷地内に2本の自家源泉が湧出して
おり、高温泉と冷鉱泉を混合させて使用している。 お湯は緑味を帯びた茶色で、少しヌルヌルして浴感もよい。
(2010年11月再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「浴 場」 ・ 「浴 槽」

泉 質・単純硫黄泉 低張性アルカリ性高温泉 (自家混合源泉)
泉 温・42.4℃(源泉)    pH・7.8    メタケイ酸 (H2SiO3)・138.6mg
特 徴・微硫化水素臭、源泉100%掛け流し
適応症・脚気、神経痛、リューマチ、糖尿病、慢性皮膚病など
風呂数・本館・内湯 ( 男1、女1 ) ジャグジー風呂 ( 男1、女1 )
      別館・内湯1 露天風呂1(別館宿泊者のみ入浴可)
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字川渡62
T E L・0229-84-6497
入浴料・大人400円 17:00〜20:30 ・ 広間休憩付き 平日 800円、土・休日 1000円 10:30〜16:00




★ 藤島旅館硫黄泉(緑白色)
藤島旅館は、敷地内に約2000坪の日本庭園を持つ有名な老舗旅館である。庭園には、樹齢400年以上の 「おんこ」 の木
が数本あり、中央の池には一際大きな鯉が泳いでいる。

木造の建物はだいぶ老朽化しているが、離れも新築されている。建物は、昔ながらの湯治の部と はたごの部に分かれて
おり、浴場も別々になっている。湯治の部には20人ぐらい入れる 大きな浴槽、はたごの部にはその半分ぐらいの浴槽が
男女別にある。

源泉は、敷地内に3本の自家源泉が湧出しており、1本の高温泉と2本の冷鉱泉を混合させて使用している。お湯は、
川渡温泉の名湯 真癒(まゆ)の湯と呼ばれ、緑白色で黒い湯花も多く ツルツル感がある。

使用されている源泉はどの浴槽も同じだが、はたごの部のお風呂は少し小さめなので欲感もよく濃い感じがする。
(2010年3月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「おんこの木」 ・ 「はたごの部 内湯」

泉 質・含重曹・芒硝-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉) 低張性中性高温泉 (自家混合源泉)
泉 温・47.9℃(源泉)   pH・7.4    メタケイ酸 (H2SiO3)・192.2mg
特 徴・微硫化水素臭、源泉100%掛け流し (冬期は加熱)
適応症・脚気、神経痛、リューマチ、慢性皮膚病、糖尿病、動脈硬化症、高血圧症など
風呂数・湯治の部・内湯 ( 男1、女1 )  はたごの部・内湯 ( 男1、女1 ) ジェットバイブラ付き。
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字川渡84
T E L・0229-84-7412
入浴料・湯治の部 大人200円 7:00〜24:00
     はたごの部 大人300円 湯治の部清掃時及び午前中(都合により入浴できない場合あり。)




★ 旅 館 中鉢温泉純重曹泉(コールタール色)
中鉢温泉は、国道47号線沿いにあり、建物は最近建て替えられたのできれいである。
入口の手前には、源泉温度を下げるための小さな湯小屋があり、湧き出たばかりの
源泉を見ることができる。

ここの浴場は、小さな旅館のわりに広々としており、天井も高く太い梁が見事である。
内湯は大きめの長方形で、洗い場と共に石造りである。また、露天風呂もあるが、
2人ぐらいしか入れない 小さな岩風呂である。

お湯は、東鳴子温泉の源泉と同じ黒湯(純重曹泉)でツルツル感がある。また、浴槽
への源泉注入量も多く、源泉100%なので飲泉もできる。 (2010年11月 再訪)



    
左より、 「内 湯」 ・ 「露天風呂」 ・ 「湯小屋内部」

泉 質・ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉) 低張性中性高温泉 (自家源泉)
源泉湧出量・約150L/分 (掘削自噴泉)
泉 温・58.0℃(源泉)    pH・6.8    メタケイ酸 (H2SiO3)・226.9mg
特 徴・モール臭、源泉100%掛け流し飲泉可
適応症・(浴用)きりきず・やけど・慢性皮膚病など
     (飲用)慢性消化器病・糖尿病・肝臓病など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 露天風呂(男1、女1 )
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉大口字要害38-5
T E L・0229-84-7951
入浴料・大人400円 10:00〜21:00




★ 越後屋旅館2つの泉質(緑白色、半透明緑色・黒白色)
越後屋は、本館と別館を持つ中規模な旅館である。本館は古いが館内はよく手入れされており、泉質の異なる2種類の源泉
を楽しむことができる。浴場は2ヶ所あり、どちらにも6〜8人ぐらい入れる内湯と、 2人ぐらい入れるミニ露天風呂がある。
これらの浴場は、男女時間交替制となっており、宿泊すると両方の源泉を楽しめる。

「越後の湯」 浴場には、川渡温泉共同源泉 (重曹硫黄泉) が注がれており、熱めで濃い感じがする。 一方、「不動の湯」
浴場には自家源泉 (単純硫黄泉) が注がれており、サラリとして浴感もよい。これらの源泉は、日によって色が変化する。

また、貸切風呂には「不動の湯」 と同じ源泉が注入されており、宿泊すると無料で利用できる。 (2016年10月 再訪)

  
左より、 「建 物」 ・ 「越後の湯」 内湯 ・ 「越後の湯」 ミニ露天風呂


  
左より、 「不動の湯」 内湯 ・ 「不動の湯」 ミニ露天風呂」 ・ 「貸切風呂」

 @ 川渡支所前共同源泉
泉 質・含重曹-硫黄泉(含ヒ素・硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩泉) 低張性中性高温泉
泉 温・ 54.0℃(源泉)    pH・7.2    メタケイ酸 (H2SiO3)・190.6mg
特 徴・緑白色や黒白色など、硫化水素臭、ツルツル感あり、源泉100%掛け流し

 A 不動の湯 (自家源泉)
泉 質・単純硫黄泉 低張性弱アルカリ性高温泉
源泉湧出量・28.1 L/分(敷地内)
泉 温・ 42.1℃(源泉)   pH・8.1
特 徴・緑白色や黒白色など、硫化水素臭、ツルツル感あり、源泉100%掛け流し、寒冷時加温あり

適応症・慢性皮膚病、切り傷、糖尿病、神経痛、慢性消化器病など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 、ミニ露天風呂(男1、女1 )、貸切風呂1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字川渡24-9
T E L・0229-84-7005
入浴料・大人400円 10:00〜17:00




★ 高東旅館重曹硫黄泉(緑褐色ほか)
高東旅館は、自家源泉「東五郎の湯」 を所有する老舗旅館である。木造の建物は新しく、旅館本館と自炊棟に分かれている。
浴場は男女別の内湯だけだが、女性用には寝湯もある。また、浴槽は石造りの半楕円形で深めになっている。

緑褐色の重曹硫黄泉は、昔から関節痛や神経痛に効くといわれており、天候によって色が変化するという。 (2014年1月 再訪)

  
左より、 「建 物」 ・ 「玄関上の看板」 ・ 「館 内」


  
左より、 「男性内湯」 ・ 「女性内湯」 ・ 「女性寝湯」

源泉名・東五郎の湯
泉 質・含重曹・芒硝-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉) 低張性中性高温泉
泉 温・ 57,2℃(源泉)    pH・7,3    メタケイ酸 (H2SiO3)・173,6mg
特 徴・微かん苦味、微硫化水素臭、源泉100%掛け流し
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、関節痛など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 、寝湯 女1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字築沢23-1
T E L・0229-84-7220
入浴料・鳴子湯めぐりチケット大人2枚(現金不可) 11:00〜15:00




● 中山平温泉

開湯は平安時代中期とされ、昭和35年(1959年)には川渡温泉、鬼首温泉とともに国民保養温泉地に指定された。大谷川沿いに
ある山間の温泉で、鳴子温泉郷では最も湯量が多い。

中山平温泉の主源泉は、湧出時の温度が高く、美肌の成分メタケイ酸を多く含む 「うなぎ湯」 と呼ばれる硫黄泉が多い。これらの成分は、市販されている化粧水などにも使用されているもので、女性にうれしい美肌効果がある。

近くには、鳴子峡や熱帯植物園、鳴子スキー場(現在は閉鎖中)などがある。(旅館やホテルなど12軒、日帰り施設1)

{交通} 車 ・ 東北道 古川ICからR47経由で約34q
     電 車 ・ JR陸羽東線、中山平温泉駅下車




★ 琢 e硫黄泉(無色透明・微黄色)
琢eは、中山平温泉の鳴子熱帯植物園や、新しくできた別館 離れ琢e万歳楽、鳴子温泉にある 琢eのんびり館などを経営
する老舗旅館である。

琢e本館も 改装されており新しいが、 斜面を利用して建てられているので一部3階建になっている。 源泉は敷地内に4本
所有しているが、源泉温度が非常に高いため、貯湯タンクに混合して温度を下げてから各浴槽へ配湯している。混合した
源泉は、 白須5号源泉と 新1号源泉の 2つの表示がある。

お湯は、「うなぎ湯」 と呼ばれる ヌルヌル感の強い硫黄泉で、美肌の成分 メタケイ酸が通常の3倍も含まれている。しかし、
鳴子温泉の ゆさやには、ヌルヌル感は及ばない。

源泉の使用状態は、基本的に源泉100%かけ流しだが、広い混浴露天岩風呂 「長生の湯」 は、お湯の入れ替え時に多量
加水されている。 また、他の浴槽も 源泉注入量が少ないので、お湯の新鮮さに欠ける嫌いがある。

浴場は 3ヶ所あり風呂数も多いが、増設を重ねたため 場所が離れていて分かりにくい。 しかし、それぞれのお風呂は石や
木で個性的に造られており、特に茅葺四阿のある露天岩風呂 「鶴亀の湯」 は風情がある。

なお、日帰り入浴は 隣りの鳴子熱帯植物園側にある、ねころびの館から入場するようになっており、大広間や湯上り処も
設けている。 このように、琢eは日帰り入浴客を大切にしている旅館で、日本秘湯を守る会会員でもある。
(2013年4月 再訪)

    
左より、 「本館入口」 ・ 「長生の湯 内湯」 ・ 「長生の湯 岩風呂」


    
左より、 「鶴亀の湯 岩風呂」 ・ 「鶴亀の湯 檜風呂」 ・ 「ねころびの館入口」


    
左より、 「芍薬の湯」 ・ 「石橋 (しゃっきょう) の湯」 ・ 「樽の湯」

 @ 白須5号源泉 (露天岩風呂など)
泉 質・含重曹・芒硝-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉) 低張性アルカリ性高温泉 (自家混合源泉)
泉 温・ 100.0℃(源泉)   pH・9.2   メタケイ酸 (H2SiO3)・302.8mg

 A 新1号源泉 (内湯など)
泉 質・含芒硝・重曹-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉) 低張性アルカリ性高温泉(自家混合源泉)
泉 温・ 100.0℃(源泉)   pH・8.9   メタケイ酸 (H2SiO3) ・ 225.8mg

特 徴 ・無色透明、微黄色、硫化水素臭、ヌルヌル感強い、源泉100%掛け流し (一部加水)
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、糖尿病など
風呂数・内湯 ( 男2、女2 ) 、露天風呂(男1、女1、混浴1)、桶風呂など
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字末沢西15-3
T E L・0229-81-2628
入浴料・大人800円 10:30〜14:00 (大広間利用1000円)




★ 四季の宿 花渕荘2つの泉質(微白濁・無色透明)
花渕荘は、中山平温泉の東の入り口にあり、建物は比較的きれいである。 お風呂は、広めの内湯と露天風呂がある。内湯には、
建物の近くから湧出している、無色透明でサラリとした浴感の単純泉が注がれている。

また、露天風呂には 500mほど離れた国道沿いの星沼源泉から引湯している、ヌルヌル感のある硫黄泉が注がれている。
しかし、あまりヌルヌルはしないので加水量が多いのかもしれない。 (2011年2月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「露天風呂」

@ 泉 質含重曹-芒硝-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉) 低張性アルカリ性高温泉 (星沼源泉)
  泉 温・99.5℃(源泉)   pH・9.5   メタケイ酸 (H2SiO3) ・ 258.2mg
  特 徴・微白濁、苦味、硫化水素臭、ヌルヌル感あり、、加水、掛け流し (露天風呂)
  適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、糖尿病など

A 泉 質・単純泉 低張性中性高温泉 (自家源泉)
  泉 温・71.6℃(源泉)  pH・6.8   メタケイ酸 (H2SiO3) ・ 124.7mg
  特 徴・無色透明、無味無臭、加水、掛け流し (内 湯)
  適応症・神経痛、関節痛、病後回復など

風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 露天風呂( 男1、女1 )
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字星沼133-2
T E L・0229-87-2146
入浴料・大人400円 9:00〜21:00




★ 星の湯旅館単純泉(無色透明)
星の湯は、中山平温泉でも数少ない単純泉の源泉を所有するところである。建物は比較的新しく、脱衣場や浴場も広めに
なっている。お風呂は広めの内湯だけだが、総檜造りの浴槽は趣があり 前面の窓ガラスも広く明るい。

泉質は、pH 8.7のアルカリ性泉で、肌がツルツルとして浴感もよい。一般的に、中山平温泉の源泉は肌がヌルヌルする
「うなぎ湯」が多いが、星の湯の源泉はサラリとして万人受けのする温泉である。 (2014年4月 再訪)

  
左より、 「建 物」 ・ 「ロビー」 ・ 「建物裏手の源泉槽」


  
左より、 「男性内湯」 ・ 「源泉湯口」 ・ 「女性内湯」

源泉名・新星の湯
泉 質・単純泉 低張性アルカリ性高温泉
泉 温・64,7℃(源泉)  pH・8,7   メタケイ酸 (H2SiO3) ・ 122,2mg
特 徴・無味無臭、源泉100%掛け流し (換水時のみ加水)
適応症・神経痛、関節痛、運動麻痺など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 )
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字星沼36-20
T E L・0229-87-2311
入浴料・大人550円 10:00〜15:00(無休)休憩所あり




★ しんとろの湯硫黄泉(無色透明)
しんとろの湯は、2005年6月にオープンした 新しい日帰り入浴施設である。 しんとろとは、「お湯がヌルヌル とろとろして
いる」ということから名付けられたそうだ。源泉は、近くにある星沼源泉と、 新しく掘削された新コミュニティ源泉の混合泉で、
湯量は 27,7 L/分である。

しんとろの湯では、加水をせず 93.0℃の源泉を自然冷却するため、約200mの木樋を設置し お湯を通している。これは、昔
ながらの方法でよいのだが、木樋に蓋がされていないため 温泉成分が大気中に発散され、 雨や雪の日には加水された
状態となる。 だから、木樋全部に蓋をするだけでも、より成分の濃い温泉が実現できると思う。

お風呂は広めの内湯だけだが、浴室は明るく天井も高いので開放感がある。 お湯は、中山平温泉特有のヌルヌル感がある
硫黄泉で、無加水のため濃い感じがする。また、美肌効果を有するメタケイ酸が 通常の約5倍も含まれており、 鳴子温泉郷
ではトップの値である。

しかし、ヌルヌル度は鳴子温泉の、ゆさやには及ばない。それに、浴槽への源泉注入量が少ないので、お湯の新鮮さに欠け
る嫌いがある。 (2015年5月 再訪)
    
左より、 「建 物」 ・ 「源泉貯湯タンク」 ・ 「長い木樋」


    
左より、 「木樋の分湯箱」 ・ 「内 湯」 ・ 「源泉湯口」

泉 質・含食塩・重曹-硫黄泉 (含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉)  低張性アルカリ性高温泉
     (星沼源泉と新コミュニティ源泉の混合泉)
泉 温・93.0℃(源泉)  pH・9.3   メタケイ酸 (H2SiO3) ・ 493.0mg
特 徴・微甘味、硫化水素臭、ヌルヌル感強い、源泉100%掛け流し
適応症・きりきず、やけど、慢性皮膚病、糖尿病など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 )  ボディソープのみ
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉字星沼18-9 (有)しんとろの湯
T E L・0229-87-1126
入浴料・大人420円 9:00〜21:30(無休)休憩所あり




● 鬼首温泉

開湯は平安時代初期とされ、江戸時代には湯治場として栄えた。 荒雄川沿いを中心とする鬼首高原に、4つの温泉(神滝・轟・
宮沢・吹上温泉)が点在しており、どの温泉も1〜3軒ぐらいで小ぢんまりとしている。 また、昭和35年(1959年) には川渡
温泉、中山平温泉とともに国民保養温泉地に指定された。

「鬼首」 などと聞くと怖い気がするが、平安時代初期に征夷大将軍 坂上田村麻呂が東北征伐の折、 鬼と呼ばれた賊魁大武丸を
この地で捕え首をはねたのが由来といわれている。

近くには、かんけつ泉や地獄谷、鬼首スキー場などがある。(旅館やホテルなど8軒、日帰り施設1)

{交通} 車 ・ 東北道 古川ICからR47・R108経由で約43q
     電 車 ・ JR陸羽東線、鳴子温泉温泉駅下車、鬼首行きバスで約30分




★ 吹上温泉 峯雲閣純食塩泉(無色透明)
峯雲閣は、鬼首かんけつ泉のすぐ近くにあり緑に囲まれた1軒宿の温泉である。ここの
自慢は、建物の裏手にある吹上沢大湯滝で、滝壷が自然の露天風呂になっている。

滝は高さ3mほどだが、上流で温泉と沢水が混じり合っているために、お湯は温く川底
には石や砂利などがあるので歩きにくい。

小さめの内湯から外へ出ると石造りの広い露天風呂があり、その脇を通って大湯滝へ
行けるようになっている。

内湯と露天風呂は、共に大湯滝のすぐ上にある掘削源泉から引湯されており、お湯は
熱めで肌がツルツルする。 なお、大湯滝と露天風呂は混浴なので、女性はバスタオル
を持参したほうがよい。 (2014年9月 再訪)

    
左より、 「大湯滝」 ・ 「露天風呂」 ・ 「内 湯」

泉 質・純食塩泉(ナトリウム-塩化物泉) 低張性アルカリ性高温泉 (自家源泉)
泉 温・92.2℃(源泉)    pH・8.8
特 徴・無味無臭、加水、掛け流し
適応症・慢性皮膚病、きりきず、やけどなど
風呂数・内湯 ( 男1、女1 ) 露天風呂(混浴1)大湯滝(混浴)
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上16
T E L・0229-86-2243
入浴料・大人500円 10:00〜13:00          




★ 宮沢温泉 大新館単純泉(無色透明)
大新館 (たいしんかん) は、鬼首宮沢地区にある 温泉旅館 3軒のうちの 1軒である。 創業は大正7年で、作曲家の中山晋平
などが逗留したこともあるそうだ。建物は、宮沢川に架けられた 朱塗りの橋を渡ったところにあり、木造二階建てで古いがよく
手入れされている。

お風呂は、タイル張りで小さめの内湯と 家族風呂、そして 新しくできた大きめの 庭園露天風呂がある。ここでは、自家源泉を
2本所有しており 湯量も豊富だが、源泉温度が高いために加水されている。しかし、サラリとしてツルツル感のあるお湯である。
 (2014年6月 再訪)

    
左より、 「建 物」 ・ 「内 湯」 ・ 「庭園露天風呂」

泉 質・単純泉 低張性アルカリ性高温泉 (2本の自家源泉)
泉 温・86.0〜94.2℃(源泉)     pH・7.7〜8.4    メタケイ酸 (H2SiO3)・179.7〜236.6mg
特 徴・無味無臭、加水、掛け流し
適応症・神経痛、筋肉痛、関節痛など
風呂数・内湯 ( 男1、女1 )  露天風呂( 男1、女1 ) 家族風呂1
所在地・宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字宮沢22
T E L・0229-86-2822
入浴料・大人500円 9:00〜15:00




★ 鬼首荒湯地獄 野湯硫黄泉(微白濁)
荒湯地獄は、鬼首温泉から 荒雄岳方面へ上った山間にあり、硫化水素や水蒸気などが噴出する火山地帯である。その上部
から、湧き出たお湯が沢となって流れ下ったところに、人が掘って作った野天風呂が数ヶ所ある。

風呂の深さは浅く寝湯の状態だが、酸っぱい味のする強酸性硫黄泉で、自然を眺めながらの入浴は、まさにワイルドな野湯で
ある。しかし、湯温はその日によって違い 砂が体に付着するのが難点だ。

また、この一帯は有害ガスが発生しているので風向きには十分注意が必要だ。 近くには、鬼首地熱発電所がある。
 (2010年6月 再訪)
    
左より、 「荒湯地獄」 ・ 「湯の沢」 ・ 「野天風呂」

泉 質・強酸性硫黄泉
泉 温・場所や日により違う    pH・2.8
特 徴・強酸味、硫化水素臭、自然湧出、天然掛け流し
入浴料・無料
交 通(車)・鳴子温泉よりR108で 鬼首間けつ泉方面へ。 鬼首ロッジ向かいの林道へ左折し、しばらく走るとT字路に
       突き当たる(看板あり)。 そこを左折し、国見峠方面へ向かう途中にある。